DVには、ほんの少し勇気を出して
なかなか外からはうかがい知ることのできないのが、家庭内暴力(DV)です。背景は様々で、事情は深刻なことが多いのですが、なかには防げるDVもあるのです。
家庭内暴力いわゆるDVは、肉体的にも精神的にも深く傷ついているのに、自分から
打ち明けない限り、周りの人が気づくことも少なく、孤独を深めてしまいます。
DVを受けている人は、自分が悪いから相手を怒らせてしまう、
自分が我慢すればいい、と思っていることが多いのです。
これらはDVが表面化してこない理由のひとつでもあります。
妻からのDV
DVには、身体的暴力の他にも、精神的暴力や経済的暴力など
いくつか種類がありますが、最近は女性(妻)からのDVも増えて
きているんです。
日々のカウンセリングの中でも、暴れる妻が多くなってきたように
感じています。
本来、非力であるはずの女性が、あえて力で男性に挑もうとする
背景には、相手に自分の気持ちをわかってもらいたいのに、
うまく伝えられないもどかしさがあると思うのです。
どうしてもうまく言葉で伝えることができない。
甘えベタで、かわいく怒ったりすねたりできない。
最近の妻はすぐにキレる・・・と感じたら、その裏にどんな思いが
あるのかを考えてみてください。
防げるDVもある
爆発的な暴力の後には、打って変わって深い反省と優しさを見せ、
この人には自分がいなければダメなのだ、と
抜けられないスパイラルに陥ることの多いDVですが、
ついカッとなり、言うつもりのないことを言ってしまってのケンカ、
いわゆる「売り言葉に買い言葉」の末の暴力は、防げることが
多いのです。
一緒にいる時間が増えるほど、どんな態度や言葉に相手が
反応するのかわかってくるようになりますよね。
相手の怒りのポイントをしっかり掴んで、
暴力のスイッチを入れないことが大切です。
勇気を出して
自分や子どもの命にかかわることです。
1人で抱えてはいけません。
勇気を出して、信頼できる友人や親戚、もしくは
弁護士やカウンセラー、行政を頼ってください。
誰かに話すことで、ほんの少しでも状況は変わるかもしれません。
ほんの少し、勇気を出して。
出典:離婚相談・離婚修復の相談なら岡野あつこの離婚相談救急隊
谷口のりこのカウンセリングをご希望の方は、
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おひとりで抱えこまず、一緒に乗り越えていきましょう。