パートナーとの信頼関係

結婚前の破談の相談も増えています。
相談は28歳の娘さんがいらっしゃる
お父様からの相談です。
結婚式1か月前の決断です。
結婚式の為の準備やそれぞれの家族のことなどで
すれ違いが生じてしまったようです。
その度に言い合いになりそれぞれが親に状況を
話していたそうです。
当事者同士だけではなくそれぞれの親も巻き込み
戻れない状況になっていき破談となりました。
家族の問題として弁護士も加わり和解金にまで至りました。

本音を言わない・言えない

普段それぞれの家族が仲がよいこともあり
本来ならそれぞれのパートナーにまず相談すべきことを
親にしてしていたりしたこともすれ違いの
要因となっています。
誤解がすれ違いを生み不信感につながります
「籍を入れる前だったのが唯一の救いです。」
とおっしゃいました。
結婚は精神的に自立して2人で新しい家庭を
創造していくことが礎でなくてはなりません。
お互いの素直な想いをパートナーに伝えて話い合い
寄り添っていかなくては信頼関係は築けません。

自分の本音を出さない人が増えているように感じます。
「自分の本音を言って嫌われたくない」
「わがままだと思われたくない」
「理解して貰えない」
「傷つきたくない」などが理由にです。
離婚相談でいらっしゃる方の中でも
「本音を言ったら離婚になるので今まで一度も本音を
パートナーに伝えてことはありません。」
とおっつしゃる方が多いです。
色々な場合があるとは思いますが
本音を話すタイミング・内容を考えてパートナーには
話すこと大切・必要です。
本音を全部話すということではありません。
お互いに理解し合えたらいいことは
本音で話しあったほうが良いと言うことです。




結婚生活で大切にしたいこと

縁あって結婚の約束をされた2人です。
結婚は~家と~家のことではありますが
2人の信頼関係が何よりも重要です。
「結婚生活で何を大切にしていきたいのか?」
をお互いに話し合い共有して歩みより
寄り添っていくことが大切です。
違う2人の価値観を「新しい2人ならでは価値観に創造する」
ことが2人のゆるぎない信頼関係に繋がります。
自分を心から信頼してくれて傍らで見守ってくれている
パートナーがいてくれることはこの上ない幸せなことです。
あなたは「結婚生活で何を大切にしていきたいですか?」

この記事を作成したキュレーター

夫婦問題カウンセラー 鈴宮さゆり

はじめまして LeCuplemieux 鈴宮さゆりです。
「死別」「子連れ再婚」「子連れ離婚」
を経験してきました。
人の「想い」は深く尊いものです。
悩んで迷って先が見えない状況でした。...

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