DVで離婚した私の経験談と離婚する場合の流れと重要な証拠集めについて
DVが原因で離婚する事になった私の経験談で同じ状況にある方で、現実を変えたいと感じている方の参考になると思って書きます。自分1人で抱え込まず、専門家を頼る事で打開策が見つかりますよ。
離婚する際に私を助けてくれたのは専門家の方々
前の夫と離婚するにあたって、私の場合は、離婚カウンセラーと弁護士の方にお世話になりました。仕事を辞めてから結婚し、小さいこどもを育てる事に集中していたため、私の場合は、「離婚=弁護士が必要」というイメージが強かったので、弁護士を雇うにも、まず弁護士費用が非常に気になりました。知人からのアドバイスなどもあり、まずは自分の状況に何が必要なのかを知るために、離婚情報の専門家である「離婚カウンセラー」の方に相談することにしました。私の場合は、電話をしていろいろな相談にのってもらいました。そして、結婚してから離婚を決意するにいたるまでの内容を話し、私の場合「必ず揉めるから弁護士に依頼した方が良い」という結論にいたりました。そして、経済面で心配という事を話すと、そんな方の救世主として、各地に点在している法テラスというのがあるという情報を教えてくれ、相談にあたって「こうした方が良い」という様々な情報をいただきました。
私はDVが原因で離婚することになりました。
そもそも私が離婚をしたいと思うに至ったのは、元夫のDVが原因です。元夫は、良い学校を卒業して、大きな会社に勤めており、頭も切れる方だと思うのですが、その分、物事や仕事などに気持ちが傾き易く、家庭内の事には余り耳を傾けるタイプではありませんでした。簡単に言うと「仕事人間」です。結婚前の付き合う期間があったので、DVをされた事の無い方からは、「結婚前にわからなかったの?」と言われることが多くありましたが、私たちは、お見合いに近い状態で結婚したため、その時には、まさかDVをする人だとは解らなかったのです。
結婚後の夫婦喧嘩が増えてきて・・・
結婚して、家庭内の事や子供の教育方針などで話がまとまらず、こちらが食い下がる様な時に、暴力を振るわれる事がありました。最初は軽く頭を叩かれる程度だったのですが、どんどん酷くなってきて、特に仕事などが集中して、プレゼンに追われる様な時と、家庭内の事が重なると、足蹴をしてきたり、本気で殴られたりと、DVが顕著になりました。始めの内は、「忙しいから、本当の彼は違う・・・。こんな事をする人じゃない。仕事をがんばってくれてるんだから・・・」と思う様にしていましたが、私を含めた家族に対する愛情が感じられず、DVに対する恐怖感も強くなり離婚を決意しました。
法テラスで弁護士を見つけて離婚に向けた証拠集め
法テラスに訪れ、弁護士を紹介してもらい、離婚ができるという方向性の元に、アドバイスされた通りに証拠集めを行いました。やはり、離婚となると夫婦間で合意が無い場合は、証拠が無いとまとまらないようです。証拠になるものとしては、暴力にあった時にできる傷やアザ。これがDVのもっとも有効な証拠になるとの事でした。
そのため、この日から裁判になった場合に提出できる様に、証拠集めの日々となりました。簡単な方法としては、携帯電話での写真なども証拠として扱われるとの事だったので、夫婦生活は恐怖との戦いでしたが、未来の為に、暴力を振るわれた後には、写真を撮ったり、他にも、記録として、日記なども証拠として書き記しておくようにしました。弁護士の先生曰わく、できるだけ細かい日付や内容などを記載しておくと、経過なども客観的に見れるため、証拠としての信頼性や価値が上がるとの事でした。
離婚カウンセラーと弁護士に感謝
私の相談にのってくれた離婚カウンセラーの方と担当弁護士の先生はどちらも女性で、詳細な指示なども出してくれたので、一時的にこどもと非難する際にも、必要なものはもって出てよいなどをアドバイスしてくれました。やはり、どこまでがこちらの行動としても可能かどうかの線引きがわからないため、弁護士のアドバイスは役立ち、無事離婚する事ができました。
離婚を経験した私が思うことは、夫婦間の協議離婚だけで話がまとまらない場合は、何をしていくべきか経験が無いため、専門家の離婚カウンセラーに相談。その後、必要がありそうであれば、弁護士にお願いするといった流れが良いように感じました。