「子は鎹 (かすがい)夫婦 」って?

あなたは「子は鎹 (かすがい) 」という言葉をご存じですか?

これは、鎹という特殊な大きな釘が、材木と材木とをつなぎとめる役割を果たすことからつけられたことわざです。

つまり、〝子は鎹(かすがい)夫婦” とは、子供への愛情(鎹)のおかげで、夫婦の縁をつなぎとめられている夫婦という意味です。

実際は夫婦間の愛情が薄れてきているのに、
「子供がいるからなんとか成り立っている…」「子供の為だから我慢している…」。
そんな夫婦関係は寂しいし、どこか切ないですよね。
 
それでは、そんな“子は鎹(かすがい)夫婦”にならない為にはどうしたら良いのでしょう。

ここではすぐに実践できるポイントを3つご紹介致します。

ポイントその① とにかく話しましょう

今日あった出来事や、今日見たテレビの話など、とにかく何でもいいので話してみましょう。
そこで自然な会話や笑顔が生まれるかもしれません。

特におすすめは、やはり子供の話です。
我が子の成長や変化に、全くの無関心な親などそういませんよね。
「今日はこんなことがあって面白かったよ」「今日初めて〇〇できたんだよ」等、なんでもいいのです。

まずは、楽しかった事や嬉しかった事を話しましょう。
マイナスな面から伝えるのではなく、プラスの面の話から伝えることで、パートナーも聞き入れやすい、心地の良い雰囲気となるはずです。

万が一、話を聞いていない!と腹が立っても、優しい言い方で話を聞いて欲しい旨を伝えてみましょう。

優しい口調や雰囲気で話を聞いて欲しいと言われて、嫌な気分になるパートナーはいないはずです。

ポイントその② 言いたい事や不満は溜めないで

あなたはパートナーに言いたい事や不満があるとき、直接言うタイプですか?
それとも我慢してしまうタイプですか?
もし後者であれば、それはやめてすぐに伝えてみましょう。

もしも、それが原因でいつも喧嘩になる…と思うのであれば、大抵はパートナーに伝える(指摘する)という事がそもそもの問題なのではありません。

ここで大事なのは、どんな言い方で どんな態度でそれを伝えるかです。

責め口調や、苛立った態度で伝えるのはもちろんNGです。
人間という生き物は、見下されていると感じる相手や、高圧的なタイプの相手には決していい気分は抱きませんし、心を閉ざしてしまいます。
そうすると反発が起き、また更にそれに対する反発が起き、ついつい喧嘩へと繋がっていってしまいます。

「そんなことが言いたいんじゃない!」「全然分かってくれてない!」なんていう言葉は、夫婦喧嘩では常套句ですよね。

ですから、こういった言葉を言わなくて済むよう、初めからできるだけ冷静さを心掛け、柔らかい口調と態度で相手に伝えてみましょう。
そうすればきっと冷静に聞いてもらえるでしょう。

冷静に話し合うという行為は、夫婦の距離を縮める第一歩です。

ポイントその③ 「ありがとう」や「ごめんね」はきちんと伝えましょう

 毎日一緒にいると、してもらう事(または、しない事)がついつい当たり前になってしまいがちですよね。

でも〝親しき仲こそ礼儀あり″です。

例えば朝食中、お醤油を取ってもらった。お皿を運んでくれた。
育児で言えば、オムツを替えてくれた。散歩に連れていってくれた。

あなたはきちんとパートナーに「ありがとう」は伝えられていますか?
「ごめんね」も同様です。

家庭での‟日常”という名の共同生活はいつでも、自分でした事と、自分以外の家族にしてもらった事の積み重ねです。
だからこそ、自分の為だと感じた事には 些細なことでも「ありがとう」や「ごめんね」を伝える。敢えて心掛けて伝えてみる。

それが夫婦で自然とキャッチボールしていることになり、しかも言われたパートナーは絶対に嫌な気分にはならないのですから、こんな素晴らしいことはないですね。

とあるアンケート結果でもそれがすごく表れています。

「奥さんに言われて嬉しい言葉はなんですか?」

「奥さんに言われて嬉しい言葉はなんですか?」

アンケート「奥さんに言われて嬉しい言葉はなんですか?」の結果の第一位は、
「日頃の感謝を込めて『ありがとう』」。

やはり男女関係なく、「たまの愛の言葉よりも、毎日の感謝の言葉」の方が嬉しいものですよね。

当たり前のように、「ありがとう」や「ごめんね」を言い合える。
伝えたい事を伝えられる。
何でも話せる。
それがいつかお互いにとって当たり前となれば、「子は鎹 (かすがい)夫婦 」とサヨナラできる日は近いですね。

この記事を作成したキュレーター

夫婦問題ライター 北島真希

離婚や不倫など、夫婦における問題は沢山あります。悩める方も、様々な情報を知る事で解決の糸口を見付ける事もできますよ。

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