言葉にしなくても気持ちは通じている、という思い込み(妻の言い分)
前回、妻から離婚を迫られて相談に来た夫の、妻側の言い分を考えてみました。相談に来たのは夫だけなので、今回の言い分はあくまで想像です。
真面目が取り柄の夫
真面目が取り柄で、常識的で、口下手な夫は、妻から離婚を切り出された時、
「離婚してどうする? 仕事は? 子どもは? どうやって生活する?
離婚なんかしたら大変だから、離婚などと言わないでやり直そう」
と話し合ってきたそうです。
夫の言っていることは間違ってはいませんが、これでは離婚したい妻は、ますます嫌になってしまうでしょう。
言葉にしてほしい
女性はなんでも言葉で確かめたいと思うもの。
男性側の「言わなくてもわかっているだろう」は通用しないのです。
「きれい」や「かわいい」も、もしそう感じたなら
「今日はきれいだね」と言って欲しいものなのです。
「好き、愛している」もそうです。
愛している、君のおかげで安心して仕事が出来る、
君がいるから頑張れる、など、きちんと言葉にして伝えることは、
とても大切なことなのです。
何も言われないと
「私には関心がないのかしら? 私を好きではないのかしら?」
と不安になってくるのです。
そしてスキンシップもほとんどなかったとしたら、さらに妻は
不安、不満に感じてしまうでしょう。
男の影
真面目で口下手、妻に対して笑顔を見せることもあまりなかったという夫。
夫のことを嫌いではなかったものの、多くを語らない夫に、
妻は不安と不満を募らせていったのかもしれませんね。
そんなタイミングで、妻が夫から聞きたいような、優しくて嬉しくなる
言葉をかけてくれる男性が現れたら・・・。
まだ幼い子どもがいて、夫にも表だった欠点がないのに
突然離婚を言い出す場合、大抵は異性の影がちらつきます。
夫は、自分が知らないうちに、言葉巧みに近寄ってきたこの男性と、
比べられていたのかもしれません。
ホントに言わなくても大丈夫?
言わなくても大丈夫、の前に。
繰り返しますが、言わなくてもわかってくれている、という思い込みは
いかがなものかと思いますよ。
出典:離婚相談・離婚修復の相談なら岡野あつこの離婚相談救急隊
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