夫の子育てへの協力と、妻の寛大な気持ちが夫婦円満の重要なポイント
子育て世代の夫婦円満に欠かせない重要な項目「育児への協力」。ですが、妻も夫も、今の状態に満足して、お互いに対する配慮が足りなくなっている事が・・・。今回は、夫婦円満に重要な子育てへの参加についてまとめます。
子育てへの協力をしていますか?
「自分には仕事があるから」「家事と育児は女の仕事」「専業主婦だから育児を全部やって当然」そんな気持ちで、妻に子育てを全部まかせっきりになている男性は、世の中に沢山います。
既婚女性への調査でも、子育てへの夫の協力に対して多くの方が協力してくれないと回答しています。
最近は、「イクメンパパ」という言葉も話題になった通り、育児に協力的な男性も増えていて、昔に比べると割合が減っている様に思えますが、それでも、既婚女性の21.4%が「あまり協力してくれない」。13.5%が「全く協力してくれない」と回答するなど、男性は仕事。女性は家事と育児。というのが、まだまだ定着しているようです。
仕事で疲れているのはわかるけど・・・
男性は、外で仕事をして沢山のストレスと戦いながら、家庭の為にがんばって稼いでくれています。そして、その疲れは大きいでしょう。それはわかりますが、少し妻の気持ちを考えて、子育てを助けてあげませんか?
3歳までの子育てをしているママの旦那への不満は、話を聞いてくれないことやママが子育てすることは当たり前と思っている事のようです。
旦那さんが意識を変えるだけですぐに改善できることですので、もう少しママへ気遣ってあげたり話を聞いてあげることが必要かもしれませんね。
仕事で家に帰って疲れている時に、「今日もお疲れさま」と言って、肩をもんでくれると嬉しくないですか?
家事や育児に追われている女性も、同じ様に疲れています、いつもではなくても良いですが、たまに家に帰った後に、「今日もお疲れさま」と言って、育児を手伝ってあげると、女性は、あなたが肩をもんでくれたのと同じような喜びを感じるのです。
妻は寛大な気持ちで接することが重要
平日、仕事から帰ってきた後や、休日に育児を変わってくれる、素晴らしい旦那様と結婚されている方は本当に幸せ者です。でも、常にそういうイクメンパパだと、その幸せに慣れてしまって、夫の育児態度に不平不満を言ってしまう場合があります。
たとえば、子どもをお風呂に入れてもらったけれど、ちゃんと身体が洗えていなかったり、脱衣所が水浸しになっていたり……。
でも、そこで夫にダメ出しをしてしまうと、「せっかく協力したのに」と夫がつむじを曲げてますます育児に非協力的になるおそれがあります。
多少のことには目をつぶって、やってもらったことにはちゃんと「ありがとう」を伝えましょう。また、夫の前で子どもに向かって「お父さんと一緒にお風呂でうれしかったね」など夫の自尊心をくすぐるような発言をすればより効果的です。
冒頭のアンケート結果を見てください。約35%の男性が全く育児に協力的でないという世の中において、あなたの夫は「素晴らしい旦那様」なのです。
夫の育児作法がヘタだったとしても、やってくれている事に感謝し、寛大な気持ちで「ありがとう」と言葉に出してみてください。
お互いが、こんな気持ちで過ごすことができれば、とても素晴らしい「夫婦円満」な家庭が築いていける事でしょう。