更年期の葛藤を理解・尊重して過ごすことが大切です。
結婚生活はその時により環境。生活
心身が変化していきます。
更年期は夫婦共に起こることで
夫婦で向き合い乗り越えていくことが大切です。
生活の変化と心身の変化を受け入れる
結婚生活はその時その時で状況も違います。
年代にもより夫婦間の問題も違います。
58歳妻の相談です。
妻は専業主婦で子供2人で夫は57歳です。
夫は仕事が中心で家事には協力的とは言えないまでも
妻のすることに不満も言わない穏やかな夫です。
結婚生活22年です。
夫は役職に就き忙しく帰宅は遅いそうです。
更年期は心身のバランスが崩れる
女性ホルモンはストレス耐性を高める
働きがあります。
更年期で女性ホルモンが減ると、
情動が上手くコントロール出来なくなります。
夫に「今までと同じように接しているのに
イライラしすぎ」
「専業主婦なのに家事もしないでさぼりすぎ」
などと言われるそうです。
妻はやる気がおきなかったり
だるかったりで以前よりは夫に心配りが
行き届かなくなっているようです。
妻は夫に更年期のことを理解してもらいたくて
話しをしているそうですが夫は理解しようと
されないそうです。
夫婦間では夫の理解が無いと、
妻の精神面での症状は重くなりやすく
症状が酷くなる場合もあります。
心身の変化
夫は妻の言動に理解を示されないそうです。
妻が更年期を迎える時期は、
夫も責任のある役職につき
仕事も忙しい時期と重なります。
話をお聞きすると夫も更年期の可能性が
大きいと感じられました。
妻は自分でも身体と心の変化を自覚しています。
夫や家族にイライラしてしまい言葉が
強くなってしまっているとは感じているようです
妻からすると夫もかなりイライラしているそうですが
夫が更年期であるかもとは思われて
いなかったようです。
夫婦の更年期が重なること
夫は更年期かもという自覚はなさそうです。
なかなか夫の場合更年期を自覚している方
は少ないですが自覚することが
更年期に向き合ううえで大切です。
更年期が出てくる時期はお互いに
生活面でも環境の変化が起きやすい時です。
仕事での変化・子育て変化などです。
精神的にも不安定になりやすくなります。
夫と妻の更年期が重なる時は更にお互いの
想いを共有・理解していないと
すれ違い・誤解が生まれ夫婦の亀裂に繋がります。
一番身近にいて見守り寄り添っていて
欲しいのがパートナーです。
お互いの更年期を理解できずに
離婚に至ってしまう場合もあります。
お互いの身体と心の変化をありのまま
受け入れ理解と思いやりを言動であらわせる
ことがとても重要です。
色々なことを乗り越えてきた2人です。
一人の時間を作ったり、無理せずにゆったり
過ごしたりできるようにお互いに歩み寄りましょう。