包容力のある妻が息苦しいという夫
パートナーのことを想ってした言動がパートナーの心の届かずに亀裂に繋がってしまうこともあります。
お互いに修正しながら歩み寄りましょう。
仕方ないわね
39歳夫の相談です。
妻は41歳で共働き子供はいません。
仕事が忙しくやっとのことで2人海外旅行を計画したのに
夫が仕事の関係でキャンセルすることになったそうです。
「旅行楽しみね。」と言っていたので
妻に申し訳けない気持ちでいっぱいで
妻に告げたそうです。
妻は一瞬曇った顔をしたものの、すぐ笑顔で「仕方ないね」
と何時ものように笑顔と共に受け入れてくれて
その後も優しかったそうです。
「プッツン」
夫はほっとした半面、心の奥で何かが「プッツン」
と切れてしまったそうです。
日々の生活の中でも夫が気分の波が
すごく妻に八つ当たりしても
「絶対に切れなく受け止めて許してくれる」だそうです。
夫は妻の態度に正直な妻の気持ちをぶつけて欲しい。
嫌な時は嫌と言葉にしてくれたほうが気楽だし信用できる」
そうでないと居心地ははわるく寂しさ息苦しさを
感じられてやるせないそうです。
妻はどう思っているのだろうか
自分が受け入れがたいことを妻が
割と抵抗なく受け入れてくれると
「本当は妻はどう思っているのだろう?」
と不安になります。
「妻に期待されていないのか?愛されていなにのか?」
不安感は息苦しさに繋がります。
自分が劣等感を抱いていることは
申しわけない気持ちがあり素直に
妻の気持ちを受け入れられないこともあります。
「大丈夫よ」
「大丈夫よ」
妻に「正直な自分の気持ちを伝えて」と言っているのに
「大丈夫よ。正直な気持ちを言っているから」
と笑顔で言うそうです。
許容範囲の違い
性格が一人ひとりちがいように
許容範囲も人により違います。
自分許容範囲が違うからと言って
愛情がないわけてはありません。
愛情があるからこそ許容ができるのです。
大切」なことはその時感じた気持ちを
素直に言葉にして「何故そう想うのか?」
付け加えるとパートナーは受け止め易くなります。
旅行キャンセルの場合は
「本当に残念。でも仕事なら仕方ないね。」
などと自分の素直な感情も
付け加えて夫に言葉にしましょう。
そのことでパートナーの申し訳ないという
想いが少しは軽減されます。
大切なことはパートナーが安心して
過ごせる関係を保てることです。
安心できる状況は人により違います。
それぞれの夫婦ならでは「安心できる」状況があります。
やわらかい心
せっかく妻が心から受け入れていても
パートナーがそう取れないなら修正することも必要です。
どちらかが我慢をしていては
夫婦関係は継続できません。
やわらかい心で歩み寄り向き合っていきましょう。