私たちの夫婦の問題からわかった結論は、主人を一番に考える事が大事。
不妊治療という夫婦の問題で、危うく離婚になりそうだった私が、悩んだ末に出した大事な結論は「主人を一番に考える事が大事。」という事でした。
離婚の悩みは人それぞれ
好き同士で結婚しても、様々な理由で離婚に至る夫婦は沢山います。そもそも、昔よりも離婚率は上がってきていて、更に、離婚が特別な事では無くなってくる時代背景もあり、バツイチになる人も珍しくない時代なのです。
そんな私も、以前離婚するかどうかの悩みをもっていました。
私たち夫婦にはなかなか子供が授からず、お互いに子供を望んでいた事もあり、「大変になるかもしれないけど頑張ってみよう」と不妊治療を始めることにしたのです。
最初は主人も積極的に協力してくれていました。
しかし、仕事が忙しくなるにつれ余裕がなくなり、家に帰ってきたらぐったりとして疲れてしまうような状態になったのです。そのころの私の頭の中は、子供のことばかりになっていて、なかなか成果の出ない不妊治療に焦りを感じていました。
そして、月に1回しかない排卵日という大事なチャンスに、仕事で遅く帰ってくる主人に対して激しく怒るような態度をとってしまっていたのです。
主人から子供を諦める発言が・・・。
今思えば、主人のことをいたわる気持ちが全くなかったなと思います。
そんなことが何ヶ月も過ぎ、私たちの仲は冷めきっているような状態でした。ある日、主人はわたしに向かって、子供はもういらないと話してきたのです。
わたしは子供が欲しい気持ちは全く変わっていなかったので、ひどくショックを受けました。主人の気持ちが変わってしまい、不妊治療を行うこともできなくなり、わたしは希望がなくなってしまったのです。
その頃から、わたしは何もする気がなくなり、将来の方向性が違う主人とこれからずっと一緒に暮らしていけるのかなどと考えるようになりました。一度おかしくなった夫婦2人の関係は、不妊治療を辞めても冷めきった状態のままだったので、いっそのこと離婚をしたほうがいいのかなと悩んでいたのです。
不妊が原因で離婚する夫婦は多い!?
実際に不妊が原因で離婚に至る夫婦は多いそうです。
どうしても子供が欲しいという事だけが、頭の中で先行してしまって、他の人とだったら子供ができたかもしれない、などと、余計な事を考えてしまうそうなのです。
わたしは色々な人に、不妊治療を始めた事、排卵日に主人が遅く帰ってくるという事、もう子供はいらないと言われた事など、これまでにあった事を相談していくうちに、主人のことを第一に考えてあげれてなかったことに気づきました。
こんな自分では子供ができたとしても夫婦仲は上手くいかなかったなと今では思います。それからは主人のことを第一に考えるようになり、段々と以前のような仲に戻っていきました。
それから自然に赤ちゃんを授かることができて、今は3人で仲良く暮らしています。