最近の若い夫婦の離婚事情
時代と共に夫婦のかたちも大きく変わってきました。
20代、30代の若い主婦に陥りやすい実家依存症について学びましょう!
実家依存症の離婚への道
大学生のときにバイト先で知り合った3歳年上の彼と卒業と同時に結婚。
彼女は頭が良く、いまどきのハイセンスで結構もてたそうですが、彼の優しさに惹かれ22歳の若さでゴールイン。
何でも許してくれる優しい彼と世間のことなど何も分からないお嬢さんの彼女。
結婚をすると母娘の関係が濃厚になる!
未婚の時は、母娘であり女同士なのでついつい喧嘩をしてしまうのが常。
ところが結婚をすると、家庭の事、育児、夫の事、話題が豊富になり、母娘の関係が濃厚になる。
特に夫の事で、ある事ない事を話して会話が豊富になります。
結婚しないでいた時には、さして話しなどしなかったのに、結婚した途端にいろいろ話しをしてくれる様になり、娘の存在自体が大きくなり母親の癒しになったと言ったお母さんがいた程です。
この様に母娘の関係が良好になり濃厚となります。
さて、心配なのが実家のおかあさん。
東京と埼玉を家計の足しになるものを両手一杯に持ってたびたびやってくる母親を疎ましく思う様になりつつも我慢している彼。
そのうちに来なくなるだろうと思っていましたが、エスカレートしてくるばかり。
夫婦喧嘩をすると母親が車で迎えにきて3ヶ月も実家に行きっばなしで、会いに行っても合わせてもらえない。
若くしてマイホームを手にいれ、さすがに早々は来ないであろうと思っていたのもつかの間。
3日に一度のペースで手荷物を一杯持っては訪ねて来ます。
仕事に行っている留守の間に来て、仕事から帰ると即駅まで送らされる始末。
勝手に来たんだから勝手に帰れと言いたくなる。
三歳の男の子の教育についても実家の母親の言うとおりで、何ひとつ彼の意見などない。
これは、家庭と言えるものじゃないと思うようになり、離婚と言う二文字が頭によぎる様になりました。
男の子の親権が取れるのであれば、離婚したいと相談にみえました。
残念な事に子供が乳幼期の場合は母親が親権者に指定されるケースが多いですと説明しました。
離婚は半ば諦めていますが、まだ若いご夫婦なのに心が完全に離れてしまっています。
実家依存症から夫婦の関係が大きく崩れ始めます。
こんな事からいろいろな問題が生じます。
取り返しが付かなくならないうちに、パートナーに思いを馳せましょう。
結婚生活は相手を思いやる事から始まります。