夫の浮気や不倫を知ってしまったときに、妻の取る行動として最善の方法というものはあるのでしょうか。
相談におみえになる方たちのお話しを聞かせていただく限り、相談者はパートナーの浮気や不倫にもがき、苦しんで、どうすることもできずにいることがほとんどです。ではパートナーの浮気や不倫を知ったときに、どうするべきなのでしょうか?
夫婦はともに、どちらかが浮気や不倫していることに気づいたら、冷静な気持ちでいられなくなるものです。
そして「どうすればいいのか」「何をしてはいけないか」を考えて、
パニックになってしまうのです。
たとえば、妻がしてしまいがちな行動としては、泣きながら
「その女性と別れてほしい」
と懇願したり、突然に
「もう、別れましょう!」と離婚話を始めてしまう、
といったことが多いのです。
これは、とにかく自分がいかに悲しく辛い思いをしているのかを
夫にわかってほしいと思うからではないでしょうか。
または、
「私の何がいけなかったの?」
と泣きながら相手を責めて、離婚話を進めようとするケースもあります。
これは、夫の気持ちを取り戻したい、そして離婚話をすれば、夫が
目を覚ましてくれるはずと考えているからなのです。
または、夫にただ怒りをぶつけて、
「その女と別れて!」
と自分の腹立たしさや悔しいさを解消しようとする妻もいます。
ときには、怒りの矛先が夫だけではすまずに、相手の女性に向けられる
場合もあります。
そして、少数ですが、夫の浮気の1つや2つ……と気づかぬふりをしたり、「目には目を、歯には歯を」と考えて、自分も浮気をする妻もいるかもしれません。
では、どうすればよいのでしょうか?
このときの対応を間違ってしまうと、結果に天と地の差が出てしまいます。
こうしたときには、<騒がない!>のが一番なのです。
たとえば、夫のケータイ見てしまったときに
「~~って書いてあったけど、どういうこと?!」
などと相手に詰め寄ってしまうと、逆に<ケータイ見たこと>が
夫から責められる材料となってしまうこともあるので、言わないほうがよいでしょう。
どうしても夫の浮気や不倫を知っていることを伝えたくて、我慢ができないのならば、
「最近、あなたなんか変わった。気のせいかしら?」
くらいにしておくべきです。
浮気や不倫が始まったばかりのときは、興味本位だったり、遊び感覚の場合が多いものです。
妻もそうしたことが頭ではわかっていても、じっとしてはいられなくなります。
ですが、妻が急に態度を変えてしまうと、
「気がつかれたかな?」
と夫はガードを固くするので、相手をさぐるような行動はほどほどにしたほうがよいでしょう。
早めに、プロに相談しましょう。
夫の親や兄弟などに相談をもちかけて協力を仰いでも、味方になってもらえない場合も少なくありません。
かえって嫌われてしまうことにもなりかねません。
そして、夫がそのことを知ったことで、不倫が本気になってしまったうえに、とことん責められることにもなりかねません。
友人たちも苦しんでいる妻を見てしまうと、離婚を勧めることが多くなり、その意見を拒むと関係性も悪くなり、その後の相談がしにくくなってしまうこともあるのです。
まずは、早目に、相談所に出向き、<何をすべきか>を冷静に教えてもらうことです。
もし、パートナーの浮気や不倫に気づいてパニックになってしまい、食事もとれず、眠れなくなって、イライラして子どもに当たり散らしてしまったり……と苦しくつらい日々を送っている方は、是非、プロに相談してください。
プロのカウンセラーは、DVを受けている方以外に離婚を勧めることはほとんどありません。
もし、信頼できない相談所に出会ってしまったときは、どうぞ、私どもの相談所を訪ねてください。心からお待ちしています。
出典:離婚相談・離婚修復の相談なら岡野あつこの離婚相談救急隊
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