妻の不倫が発覚、でも離婚はしないという選択。
職場でのストレスが原因で
妻はパートで働いていました。
その職場にお局様的な主がいて、その人が原因で何人ものスタッフが辞めていったというくらい、関わっていくのが難しい人物らしいのです。
妻は働き始めてまだ数か月だったのですが、すぐにその先輩の言動に気付き、仕事のやりにくさを覚えていきました。
当然ストレスが溜まります。
家に帰ると、今日はこんなことがあった。あんなことがあった。
あの先輩が嫌だ。どうしよう?など…
つい夫に愚痴りたくなってしまいます。
妻は毎日のように、その先輩のことを夫に愚痴っていました。
夫は、そんなに仕事が辛いなら何とかしてあげたいという思いから、『上司に報告して何とかならないのか?』『辞めてもいいよ』などと、妻に言っていたのですが、妻は波風立てたくないし、勤めて数ヶ月で辞めるのもどうかと思っていたので、それでも何とか頑張っていました。
ある日、いつものように夫に職場の話しをしていると、『もう毎日毎日勘弁してほしい。そんなに不満があるなら辞めればいいでしょ。』と言われてしまい、妻ははけ口を失ってしまったのです。
ちょうどその頃、夫は初めての役職を与えられ気を張った状態で仕事をしている時期でした。
『もう夫には聞いてもらえない』
そんな気持ちを抱えながら仕事をしていた時、ふと優しく声をかけてきた同僚がいました。
年下の男の子でした。
妻の不審な行動に夫が気付いた
普段から会話をしている男性社員ですが、歳も離れているし、もちろん夫が居ますから恋愛対象としてみたことはありまんが、弱っている妻の心に一瞬の隙があったのかもしれません。
やがて連絡を取り合うようになり、一線を越えることになってしまうのです。
そして、妻は家の中でもスマホを常に持ち歩くようになりました。
夫は妻の行動を不審に思い、『やたらとLINEをしているようだ。誰かと連絡を取っている。』と、疑いを持ち始めたのです。
その思いは強くなり、ある時妻が偶然にもスマホを置いたままにしていた時、LINEの画面のやりとりを目撃してしまったのでした。
夫は妻が浮気をしていると確信したのです。
その後妻を問い詰めると、言い逃れが出来なくなった妻は、事実を認めざるを得ませんでした。
二人が出した結論は、離婚はしない
妻は、相手と一緒になりたかった訳ではありません。
常に夫や子供のことが念頭にあり、これで良い訳がないと思っていました。
どこかで止めるきっかけがほしいと思っていたのかもしれません。
夫は、一度は離婚を考えました。
夫の気持ちを考えると、その衝撃は相当なものです。
今まで何の問題もなく10年近くの年月を過ごして来たので、裏切られたということがとてもショックで憤りを感じ、経験したことのない感情を覚えてしまったのです。
そんな感情を抱いたにも関わらず悩んだ結果、夫の出した結論は『離婚はしない』
妻も離婚は全く望んでいませんでした。
その背景には子供の存在が大きかったと言います。
子供に辛い想いをさせたくないという気持ちが離婚を踏み止まらせたのです。
もちろん妻と歩んで来た年月があったからこそ、妻を手放したくないと決めたことも大きな要因であったことでしょう。
一度の過ちで、絶対に妻を許さないと思う夫も居ることと思います。
そこで、手放すか手放さないかは、それまでの夫婦の信頼関係にも関わってくるのではないでしょうか。
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