感情のぶつけ合い

夫婦喧嘩がなかなか収束できないことが原因で
「別居」~「離婚」へと繋がってしまう場合が増えています。
日常生活では出来ていても感情的になってきてしまうと
相手を認めたり、許したり、受入れたり
ということが冷静にできず
その場の感情できついことを言葉にしたり
反対に無視したり。黙り込んだりしてしまいます。


夫婦喧嘩の時

夫婦喧嘩になってしまう時最初は些細なことでも
お互いに感情が優先してしまうと喧嘩になった問題ではない
過去のことまで持ち出したりしてしまうことも
少なくありません。
そうなるとより感情が優先してしまいます。

◇言葉尻を捕らえるてパートナーの言動のみを責める。
◇自分の意見ばかり言いパートナーの話を聞かない。
◇どちらが悪いのかばかりにこだわる。
◇感情を抑えられずに物にあたる。
◇自分の意見を言わずに黙り込む。
◇悪いと想うことは全てパートナーのせいにする。
◇パートナーの人格を否定することを言葉にする。
◇親族の悪口は言葉にする。
などの状況になってしまいます。

お互いに気持の切り替えがなかなかできずに
喧嘩を翌日以降も引きずってしまいます。

喧嘩のルール

「感情のぶつけ合い」・「八つ当たり」
「売り言葉に買い言葉」などで喧嘩になってしまい
パートナーの気持ちを逆なでしていまい傷つけてしまいます。
夫婦喧嘩はとちらが正しいか正しくないかの結論を
だすことでは決してありません。

夫婦の間で喧嘩のルールを共有しておくことが大切です。
上手くいっている夫婦はそれぞれのルールができています。

◇朝は喧嘩しない
◇見下した表現はいない
◇親族の悪口は言わない。
◇感情的になりすぎていると感じた時はお互いに
頭を冷やすために一人の時間をもつ。
などがありますが・・・
一番大切なことは
◇どちらがどのような時に謝りの言葉を口にするかです。
不思議なもので謝ることはなかなか難しくても
どちらかの「ごめんなさい」の一言で相手も「ごめんなさい」
と言えるようにあります。
夫婦喧嘩は謝るきっかけをどうつくれるかにより
収束でき長引かないで済みます。
夫婦で「夫婦喧嘩の終わらせ方」を共有しておきましょう。

受け止め歩み寄る

お互いに「最も理解・共感して欲しい」と望んでいるからこそ
「何故わかってもらえないのか?」などの想いが強く
感情的になりがちで夫婦喧嘩になってしまうことも
少なくありません。
夫婦といえども「別人」です。
意見・想いが違っていたり、パートナーの想いが理解
できないことも多々あります。
パートナーの想いが納得できるかできないかではなく
受け止めて尊重していくことが大切です。
受け止めたうえで歩み寄りながら寄り添っていけることが
何よりも大切です。
お互いの想いを共有・理解できるように
夫婦の話し合い・冷静な意見交換を取り入れていきましょう。



この記事を作成したキュレーター

夫婦問題カウンセラー 鈴宮さゆり

はじめまして LeCuplemieux 鈴宮さゆりです。
「死別」「子連れ再婚」「子連れ離婚」
を経験してきました。
人の「想い」は深く尊いものです。
悩んで迷って先が見えない状況でした。...

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