《まさか》は、やっぱりありました!!
慌ただしい生活をしていると、自分では気がつかずに泥沼に向かっている事があるものです。大事に至る前に、冷静にみつめる事も必要です。
結婚式のスピーチで有名な『人生3つの坂』のお話し。私も20代前半の頃、数回同じお話しを伺いました。まだ、自分の将来に、夢と希望しかなかったあの頃…。花嫁花婿の上司や恩人の方々のこの話に、出席した友人と目をあわせ「まただよ!」とクスクス笑ってしまった愚かさ、若気の至りとはいえ、人生の先輩の言葉に耳を傾けない無恥さが悔やまれます。
過信せずに向き合ってみる
大恋愛の末結ばれたから、誰もがうらやむ夫婦仲だったから、、「うちの主人(妻)に限って」と考えてしまう方もいるでしょう。でもそれは昔の話なのかもしれません。結婚した時と二人の環境は同じですか?結婚した時のように、あなたはパートナーに優しいですか?結婚した時のように、パートナーに対して礼節をお持ちですか?多くのカップルは慣れ合いから、パートナーをまるで自分の様に思ってしまい「この人は○○だから」と決めつけ、相手の発していたSOSに気づかず、結果浮気等に走られてしまいます。相手の言動に「あれ?」と思ったら、まずは落ち着いて、状況をみつめてみましょう。その時、自分の感情は一旦横に置き、『事実と向き合ってみる』事が大切です。
GWは要注意!!!
もしも…浮気が疑われる様な気配がしていたらGW(ゴールデンウィーク)は要注意です。世間がイベントで盛り上がっている時、誰でも楽しく過ごしたいと考えますよね。気候が穏やかなGWは浮気のきっかけになる事がとても多いそうです。パートナーの方が例年とは違う言動をしていたら、かなりあやしいと思います。でも、そこで直ぐに問い詰めてはNG。まずはしっかりみつめましょう!
何をみつめたらいいの?
『浮気』による夫婦問題は圧倒的に多いのですが、修復できる場合と離婚してしまう場合があります。それはなぜなのでしょうか?それは、浮気された方の最初の動きが左右すると言っても過言ではありません。
<1>状況と向き合う
浮気をしているのかしていないか、疑いを持ち続けたまま過ごすのはとても辛く苦しいものです。かと言って、パートナーに問い詰めれば、ますます嫌がられて険悪な状況になります。かと言って「信じよう」とただひたすら我慢すると、取り返しのつかない事態にもなります。なので、まずは不信を抱いたら、よく状況を観察し、できたら何かに記録しておく事をお勧めします。これは、もしかしたらあなたの疑心かもしれず、後から読み返した時に「あ~私馬鹿だったわ~」と笑い話になるかもしれません。または、誰かに相談するような場合も、そのメモに添って「こんな事があったの」と話せば伝わりやすいものです。更に最悪の場合は、裁判の資料にもなります。
〈2〉相手と向き合う
なぜ、パートナーの方が浮気に走ってしまったのか、相手の気持ちを考えてましょう。浮気は、相手の方が魅力的だから…というだけではなく、社会的ステイタスや見栄、成功してお金が手に入ったから等、慎重に考えると案外色々と理由はみつかります。
<3>自分と向き合う
「浮気は悪い事だからした人が悪いの!」と決めつけて、相手のせいにだけしては修復は難しいのです。自分が相手にとって、居心地の良いパートナーだったのか考えてみましょう。そこが案外『肝』だったりするものです。
上記の3つを見つめるのは、とても辛くしんどい作業かと思います。でも修復した方々は賢く、その作業を乗り越えてきています。その後、誰かに相談にのって頂くにも、自らの反省がある人とない人とでは、協力者の出方まで変わってくるものです。
夫婦とは…大波・小波・荒波を乗り越えてこそ、一層の絆が結ばれてくるものかもしれませんよ。