私が離婚を決断する際に良かったと思う「自分の心の整理の仕方」について
人生において結婚と離婚は、名字が変わる女性にとって大きな決断だと思います。私が経験した離婚という結果にたどり着く前に良かったと思う行為を紹介します。
私は先日離婚を経験しました。
もう随分と長い間、夫とは気持ちが離れていたのですが、まだ小さい子供のこともありますし、今後の夫婦関係をどうしたら良いのかと悩み続けていたのですが、ようやく結論を出したという感じです。
離婚を考えるようになって、色々な人に相談をしたりしてみたのですが正直言って止める人がほとんどでした。
そんな中一人だけ、小さい頃からの幼なじみの親友に相談したところ、こんな事を言われました。「相手の長所、相手の短所、別れたい理由、別れたくない理由を紙に書き出してみな。それでもう一回考えて別れるしか無いと思うんだったら別れたほうが良いと思うよ。」この親友の言葉に、私も何か納得できる部分がありました。
確かに、別れたいと考えるようになってから、相手の嫌なところばっかりが目につくようになっていましたので、そもそもどうして私はこの人と結婚したのかなどじっくりと見つめなおせる「良いきっかけ」になるのではないかと思ったのです。
夫の良い所、嫌な所を書き出してみました
親友と、この話をした後、早速家に帰って机に向かい、夫の事を考えながら、それらの事を書き出してみたのです。今の自分の思いだけではなく、過去の結婚した当初の思いなども思い出しながら書いてみました。
今となっては結局、離婚したので、相手の長所など出てこなかったのではないかと思われるかもしれませんが、長所も沢山出てきました。
しかも、かなり冷静にポンポンと出てきたのです。
となると、離婚しないで結婚生活を続けたほうが良いのではないかと思う人もいるかもしれませんが、どんどんと書き連ねている私は、あまりにも冷静に何の感情も無く文字を羅列している自分に気付いたのです。
確かに長所を思い出すことは出来ましたが、そこに感情みたいなものが一切無かったのです。
離婚を決断する前に、自分の心を整理する事が重要
離婚をしたいと思った時期に、夫が不倫をしていたという事はありませんが、おそらくあの当時、浮気をされていたとしても、私は全く怒りや憎しみを感じることはなかったと思います。
好きの嫌いは無関心だということに、このメモを書きながら気付いてしまったのです。結果的に子供のことは気になりましたが離婚を決断することにしたのです。
離婚を決めてからは肩の荷が下りたというか、清々しい気持ちになったのを覚えています。これから新たな人生をやり直そうと前向きになることも出来ました。
私の場合は、結論が「離婚」という形になりましたが、この「相手の長所、相手の短所、別れたい理由、別れたくない理由を紙に書き出してみる」という行為は、自分の心を整理する事にとても役にたつと思いました。もしかすると、これをした結果、私たち夫婦とは違って、夫婦として良い方向に進める方達もいると思います。