妻の不満

最近、夫はいつも仏頂面で、何か不満を持っているようなのに
何も言わない。
仕事なのか家庭なのか・・・。
以前から口数は少なかったけれど、最近はますますわからない。

そんな夫を見ていると、私もついつい愚痴を言いたくなる。

家事は妻がやるのが当たり前。育児だって任せっぱなし。

結婚前は家事も育児も一緒にやるって言っていた。
私だって仕事をしているのに、自分の方が帰りが遅いからって、
お迎え、夕食、お風呂、寝かしつけまで人にやらせて
夜中に1人ビール飲んでるってどうなの?

でも実際にはあまりに忙しすぎて文句を言っている時間もない。
言い争ってる暇があるなら、その分早く寝たい。
不満は心に押しとどめたまま、表には出さない。

本音は・・・

たまたまうちに来た、実家の母が私の顔を見て「仏頂面」と言った。

夫が仕事から帰ってくる頃には疲れて寝ていることが多いし、
朝もお互いバタバタしていて話す時間もない。
不満なことはもちろん、楽しいこと、嬉しかったことも
伝えることなく日々が過ぎてしまう。

本当は、もっと夫に話を聞いてもらいたい。
家事や育児を手伝ってもらいたいし、頑張っていることを
認めてもらいたい。
こんなに一所懸命なのに、自分は間違ってはいないのに。
もっと優しくしてほしい、もっと大事にしてほしい。

カウンセラーの立場から

夫婦が思っていることって、同じことが多いんです。
でも相手の気持ちは、誰かに言われないと気がつかないし、
人から言われても認めたくない、だから「夫婦は鏡」なんです。

自分がしてもらって嬉しいことは、相手も嬉しいはずです。
自分が不愉快と感じることは、相手もそう感じるでしょう。
自分の行いは、そのまま自分に返ってきます。
人のふり見て我がふり直せ、とも言います。
時にはじっくり相手を見て、もしどこか不満そうな様子が見られたら、
自分の今を見つめてみて、そこになにか不満がないか考えてみましょう。

相手は自分自身を映すもの、改めて、夫婦は鏡、なんです。

谷口のりこのカウンセリングをご希望の方は、
上記の離婚救急隊のサイトをご覧の上、
フリーダイヤル【0120-25-4122】までお電話下さい。

おひとりで抱えこまず、一緒に乗り越えていきましょう。

この記事を作成したキュレーター

夫婦問題・離婚カウンセラー 谷口のりこ

14年前に離婚を考えたことをきっかけに、岡野あつこ先生の離婚カウンセラー養成スクールの門を叩きました。そこで学んだことは、私の大きな財産となり、実生活にも大変役立っています。
その後、離婚カウンセラーとなり、「岡...

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