離婚には、お金の問題がつきまといます。

夫婦が離婚するとなった場合には、ほとんどのケースで、お金の問題がつきまといます。たとえ、円満離婚だとしても、子供がいれば養育費などがあったり、何も無く「0円離婚」となる事はほぼありません。

では、自分の離婚原因は、いくらのお金が貰えるのか?

自分が不貞行為などを起こしてしまった事が離婚原因なら、お金を貰えることなんてある訳がありませせんが、相手が原因であれば、必ず慰謝料というお金を受け取る事ができます。

離婚率が年々高くなり、これにより離婚に伴う法律知識も流布するようになっています。インターネットで検索すれば、様々な離婚原因パターンの慰謝料相場まで記されています。

結婚していた機関に対する慰謝料の相場

結婚していた機関に対する慰謝料の相場

単純に結婚期間から考える慰謝料の相場といえども、離婚に至った原因によって、相手方に与えた「心の傷」が違ってきますし、支払う側の収入によっても金額に違いがでてきます。



例えば、芸能人になると大きな金額が動きます。

しかし、いざ自分や親しい人が離婚問題に直面し、しかもそれが裁判になるようなことになったとき、自分の心の傷に適した受け取るべき金額を請求する為の、本当に頼れる法律家、弁護士が近くにいるでしょうか。

良い離婚をするには「良い法律家」が必要。

そもそも家庭内の問題をそのまま法律にあてはめて結論を出せるケースは少なく、ある意味、交渉人のような働きが大事になるのが離婚にかかる紛争でしょう。



そうした意味で、良い弁護士にいかにして出会うかが、裁判なり、紛争の解決にあたって重要になります。

最近では、こういった「弁護士」に関する情報も、インターネット上でサイトが沢山ありますが、どうしてもイメージ先行であり、なかなか「どの人が本当に良いか?」というのが把握できません。



結局は、人づて、口コミでの紹介に頼らざるをえません。同様に口コミサイトもありますが、その信頼度は言わずもがなです。

良い弁護士に出会うのは難しい

ところで、裁判はどのようなものであれ、原則としては公開裁判となります。



当事者はもちろん、だれでも傍聴できるということは皆さんがご存知のとおりです。



すなわち、裁判官や弁護士がどのような言動をし、裁判を終結へと導いていくのかはだれもが把握できるということです。



これをデータベース化していけば、より実際的な解決の道筋、あるいは解決力ある弁護士を探すことにつながりますが、プライバシーの問題もあり、民間でおこなうことは難しく、「この人が強い弁護士だ!」なんて事はなかなかわかりません。

こういった本も出版されていますが、離婚で大変な時に、本で探している余裕なんてある訳がありません。

離婚には「離婚に強い弁護士」

離婚弁護士というドラマもありました

離婚弁護士というドラマもありました

料理人にも、イタリアンのシェフや、中華のシェフがいる様に、弁護士にも、企業案件に強い方や、離婚に強い方など、様々なタイプがいます。



インターネットの検索で「離婚 弁護士」などで検索をかけてみると、離婚に強い弁護士という情報サイトが沢山でてくるので、弁護士事務所に連絡をとってみて、依頼する方を決めていくのもよいかと思います。

自分で決めるのが不安という方は

結局のところ、自分で「離婚に強い弁護士」を探したところで、本当に良いのかは終わってみないとわかりません。なので、全てをおまかせできる「離婚カウンセラー」に相談するというのも良い手です。



離婚カウンセラーというのは、言わば「離婚のプロ」になります。相談し、夫婦が仲良くなっていく方向の手助けもしてくれますし、もう離婚した方が良いという状態の場合には、探偵や弁護士といった「あなたにとって1番良い形になる、現状に必要な支援者」を紹介してくれます。



呼び方は変ですが、「離婚のコーディネーター」ともいえます。



沢山の事案をみている「離婚カウンセラー」であれば、その道のプロの「探偵や弁護士」を知っていますから、あなたの現状に必ずプラスに働く「武器」を教えてくれるはずです。




最後に、もう一度。



離婚に必要なのは、「良い法律家」です。



自分で探せるなら自分で。

見つけられないなら、その道にプロにゆだねる。



この選択で、慰謝料の金額にも変化が出てくるのは間違いありません。

この記事を作成したキュレーター

田中 麻理恵

自分の離婚経験をもとに、夫婦にとって必要な情報を執筆し、離婚する前に改善できるなら・・・、離婚するとなったなら、それに必要な情報を・・・、夫婦問題に悩む方に届けたいと思います。

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